ハーレーのパーキング
ハーレーは街乗りで用いることは滅多になく、長距離ツーリングやバイクミーティングの際に乗ることが一般的です。ミーティングの場合は大勢でお互いの車体を監視することができますが、長距離ツーリングでは食事をはじめとして車体から離れて休憩を取ることが多く、その際のパーキングには注意しなければなりません。
ハーレーは車体が大きいためバイク用の駐車場に駐車しようとするとタイヤははみ出すことがなくてもハンドル部分がはみ出してしまうことがあります。特に隣のスペースに駐車しているバイクがある場合はハンドルが当たってしまわないように慎重になる必要があり、さらに隣のスペースが空いていたとしても後から来るバイクにぶつけられてしまうことがあるのです。そのため、できるだけ広い駐車場を選んで駐車することが大切です。
また、ハーレーは車体の大きさだけでなくデザインも独特なため目立つ存在です。駐車しているときに他人が勝手に写真を撮ることがあるだけでなく、なかには無断でシートに座ってハンドルに手を掛けることすらあるのです。愛車にそういった行為をされると非常に憤りを覚えるため、そういった可能性を考慮して常に視界の中に入れておくことを心がけましょう。
大型バイク専用の駐車場
ハーレーに乗ることはライダーの最高点とも言える喜びですが、走れば必ず止まる必要があります。ツーリング中にコンビニやレストランに寄るときはもちろん、旅館やホテルに着けば駐車場に止めなければなりません。そのとき、大型バイクの中でも特に有名なハーレーならではの注意点があります。
まず、非常に目立つバイクだということを忘れてはいけません。サイズはもちろん、誰が見てもかっこいいデザインは自然と注目を集めることになります。憧れの目線で見られるだけであれば良いものの、なかには勝手にシートに座ったりいたずらをする人もいます。そのため、バイクから離れるときは必ず視界の中に入る位置に止めておくことが大切です。コンビニに入ったときも常に店外に意識を向けておき、レストランに入るときは窓際の席に座るといった自己防衛手段が求められるのです。
また、横幅が1メートル近い車種もあるため駐車場に止める際にも注意が必要です。バイク専用の場合、スペースが狭く隣の車両と十分間隔を開けることが難しい場合があるのです。そういったときは、自動車用の駐車スペースを使いましょう。自動車専用になっているわけではないため、止めることが可能です。